アメリカン・エキスプレスの最上級カード、アメックスセンチュリオン(ブラックカード)。そのカードのステータス同様、アメックスセンチュリオンのラウンジは空港で最もハイクオリティな場所とされている。
上質なつくりの椅子で、賞を獲得したバーテンダーとシェフによるカクテルと食事を無料で楽しめる。そのほかにも広々としたシャワー室やスパなどもあり、「快適」を超えた豪華なエリアで、フライトまでの時間を過ごすことができる。
センチュリオンラウンジはアメリカに8つ、香港に1つあり、この度2019年に新たなものがニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港の4番ターミナルに完成する旨発表された。
アメリカの複数メディアが報じたもので、詳細はまだ明かされていないが、アメリカを中心に9つあるセンチュリオンラウンジのなかで最大の大きさとなる1万5000平方フィート(約1.4平方キロメートル)、同空港の2つのフロアを占めるという。
これまでとも異なる特別な飲み物や食事のメニュー、アメニティなどが用意されるほか、ノイズキャンセリングのワークスペースなども用意される。
センチュリオンラウンジは元々広いものだが、そのなかでもトップの広さ、日本人の感覚では理解不能に近いレベルに大きい。
自然光が差し込み、滑走路や空を一望できる場所につくられるとのことで、眺めは絶景だ。
なお、センチュリオンラウンジにはアメックスプラチナの所有者も入ることができ、同伴はゲスト2人まで可能。それ以上のゲストは1人あたり50ドルを支払う形となる。
ほかにもデルタ航空使用時は4番ターミナルを使用しているデルタのラウンジ、デルタスカイクラブにも入れる見込みだ。同伴者はゲストパスを29ドルの割引価格で購入できる。
アメリカでも最大級の利用者数のJFK空港は、運営会社の発表によるとターミナル4だけでも年間2100万人以上の利用者がおり、空港全体の3分の1を占める。