Man AHL Evolution 3月は5.77%プラス

 英大手ヘッジファンドMan社のMan AHL Evolution Fund(以下Evolution Fund)は3月の成績が5.77%プラスになったようだ。3月はECBの金融政策発表などにより世界的に債券の追い風が吹き、債券から収益をあげたようだ。とくにカナダとスウェーデンの金利スワップから主にリターンを挙げたと投資家に報告している。

 Evolution Fundは先物で運用するコモディティトレーディングアドバイザー(CTA)の中でも相場の流れに追従するトレンドフォロー戦略を採用したファンドである。

 Evolution Fundはアジア通貨危機の年に41%、リーマンショックの年に33%のリターンを出したMan社の旗艦ファンドのMan AHLプログラムを改良して、より短期のトレンドにも対応したファンドである。

 リーマンショックで高いリターンを出したことにより世界的に注目を浴びたトレンドフォロー型ヘッジファンドも、2009年以降は苦戦を強いられている。

 その中にあってEvolution Fundは確かな実績を積み上げている。BarclayHedgeの同種トレンドフォロー戦略のファンドの平均リターンは2012年以降ほぼゼロだが、このファンドは93%プラスになっている。


 これにはMan社自身が手ごたえを感じているのではないだろうか。今後主力のMan AHL プログラムにも改良がくわえられると思われる。


 Evolution Fundの3月末のファンドのポジションは債券の価格上昇を受けて、債券、金利、クレジットのポジションが大きく増えている。

 これは10月末のポジションと比べて債券はネットベースで5倍にクレジットで50倍近くまでポジションが急激に増えていることになり、通常の投資信託ではここまで急激なポジション変更はないといえよう。


 このような素早いポジションの変更からもリターンを継続的に上げることができることが、一般にも広がっていけば、インデックス以外の運用手法にも見直しが入り、ヘッジファンドの重要性もより増えていくだろう。

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