千秋さんのパパが社長復帰(日本板硝子)

 日本板硝子は先日、スチュアート・チェンバース社長が9月30日付けで退任し、後任に藤本勝司会長が社長に復帰すると発表した。藤本氏はタレントの千秋さんの父としても知られている。10月1日付け人事。

 同社によると、今回の人事は、スチュアート・チェンバース社長兼CEOから家庭の事情で辞任したい、との申し出を受けたものだという。単身赴任で、今後は英国に残した家族とともに過ごしたいのだという。また、海外子会社の社長が日本の親会社の社長に就任するという異例の抜擢人事だった。

 藤本氏は、昭和18年(1943年)7月28日、兵庫県西宮市生まれ。昭和43年4月 入社(同年3月京都大学大学院工学研究科修了)。光事業部などを経て、へいせい14年6月から常務、同19年10月から社長執行役員兼CEO、同20年6月から取締役会長だった。同社の持ち株数は9万3000株。

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