会場は昨年同じ東京ビッグサイトで行われ、参加企業は昨年より10%増加した210社と、名実ともに過去最大級の「投資商品」の総合展となる予定だ。
2020年以降の投資環境は?
2019年は日本の消費税増税に、米中貿易戦争、米国の景気後退入り報道、半導体等、様々な弱気の報道が強かったにもかかわらず、年末にかけて株価は堅調に推移している。
2020年は東京オリンピックが開催され、不動産価格の下落がうわさされる中、リート価格は数年ぶりの上昇を見せている。
実際2020年以降相場はどうなるのか、これを知るには様々な分野の専門家の生の声を聴くのが良いのではないだろうか。これにぴったりなのが第3回資産運用EXPOである。
第3回資産運用EXPOで行われる数あるセミナーの中にはテレビでよく見る専門家もいる。例えば元経産官僚として有名な岸 博幸氏は「2020年の経済動向と投資トレンド」を講演予定だ。人気が高いため席が埋まる可能性もある。早めに来場するのがお勧めだ。他にもホンマでっか!?TVへの出演で有名な門倉貴史氏も「オリンピックイヤー経済の読み解き方?オリンピックが及ぼす」を講演する。
また資産運用の公園としては経済評論家杉村富生氏の講演なども会場の気持ちをつかむのがうまい、聞いてて面白くためになる講演が期待できる。
情報を集めるには情報が集まっているところが一番効率が良い
インターネット上の情報量は10年前の530倍になっているといわれている。その分正しい情報にアクセスすることはより困難になっているといえる。こうした苦労を解消するためにも、専門家が集まる第3回資産運用EXPOをうまく利用するのがお勧めだ。自分で情報を集めるより、情報が集まっているところに自分で行くほうが、どれだけ効率が良いのか実感していただけるだろう。
会場に来るのは資産運用に真剣に取り組んでいる専門家と、資産運用に真剣に取り組んでいる投資家なのだ。そこで発生する熱量はインターネットで触れることのできない、生の情報といえる。
主なフェアは3つ
第3回資産運用EXPOの主なフェアは3つある。不動産投資フェア、家計の見直しフェア、金融資産フェアの3つだ。ただし不動産投資フェアはA会場とB会場の二つに分かれており、A会場はアパートやオフィスビルなどの従来型の不動産投資、B会場は太陽光・風力発電、コインランドリー経営、海外不動産投資等などが開催されている。
家計の見直しフェアでは、生活するうえでお得になるクレジットカード情報や、生活費の見直しなどファイナンシャルプランナーなどから具体的な家計の相談が可能だ。金融資産フェアはiDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)、投資信託の他、金投資や仮想通貨の相談も可能である。
それぞれ特徴のあるフェアのため、すべてを少しずつ回るのもよいだろうし、メインを決めてそこで深掘りするのこ有効だ。
専門家が知る実行するためのコツ
「知っていること」と「実行すること」は違う。勉強や行動はしたほうが良いが、それをするコツを知っているとはかどり方はずいぶん違う。家計の見直しフェアなどはもしかしたらあなたにとっては「知っていること」かもしれないが、ちょっとした「コツ」を知ることでより簡単になるかもしれない。
例えば家計簿を行うとき、毎日毎日レシートを記録するのは難しい。そうした場合帰ったら、レシートをテレビ横のレシート入れにでも入れて置き、週末にまとめてやる。こうしたことをルーチンワークにすることで自然とできるようになる。
もっと簡単なのはマネーフォワードなどの家計簿アプリで、レシートの写真を撮ることや、クレジットカードでできるだけ決済して、記録が残りやすくすることだろう。
こうした、コツやそもそもの目標の設定は専門家と相談することで気づくことも多い。見る・聞くよりも情報量の多い「相談する」ということを体験してみてほしい。
鋭い質問で意味のある時間にしよう
せっかく専門家と話ができる機会である。話を聞くだけでなく、本当に知りたいことを積極的に質問するといいだろう。投資にはリスクがある。いいことだけでなく悪いこともあるだろう。メリットデメリット両方を理解したうえで、心の準備をしたうえで投資をすることが必要だ。
事前の招待券を入手しよう
第3回資産運用EXPOに入場するための招待券を事前に請求しておこう。
招待券や事前登録なしで行くと、基本的には入場に5000円掛かってしまう。まずは事前登録から始めるといいだろう。