ヘッジファンドが危険は嘘?!運用戦略を解説!

ヘッジファンドはどのような手法で運用されているのでしょうか。世の中には様々な情報が散見されますが、今回はユーリカヘッジ※が出しているヘッジファンドの9つの戦略を確認していきましょう。

ちなみにユーリカヘッジとは、シンガポールに拠点を置くファンド調査をメインに行っている法人です。この会社は2001年に設立され、ヘッジファンドについての分析を得意としています。

 

目次

ヘッジファンドの戦略はいくつあるの?

ヘッジファンドの戦略は9つあります。それぞれについて、戦略名と概要を確認していきましょう。(2021年5月末時点の運用残高順に記載します。)

 

①株式ロング・ショート戦略 (Long / Short Equities)

株式ロング・ショート戦略は、ヘッジファンドの中で最も代表的な戦略です。

相場のトレンドに左右されず運用ができます。ロングポジションとショートポジションを同時に保有することによって、市場価格の変動にされにくい安定的なリターンを目指せます。プラスの時にはロングとショート両方ともで利益を獲得できます。しかし、運用が上手くいっていない時は、双方で損失を被る可能性が高まります。

 

②マルチ・ストラテジー戦略 (Multi-Strategy)

マルチ・ストラテジー戦略とは、名前の通り複数の戦略を組み合わせた戦略です。

それぞれの戦略においての専門家が組織として集まります。そのため、ファンドオブファンズ形式とコストを比較すると、割安になる傾向があります。

また、複数の戦略を混ぜることにより、分散させてリスクを低減させることも目的としています。

 

③イベント・ドリブン戦略 (Event Driven)

イベント・ドリブン戦略とは、将来発生し得る出来事を予測して、収益機会として利用する戦略のことです。

例えば、企業の買収や合併、公募増資、業務提携、経営破綻等が起きる時には価格の変動が大きくなる傾向があります。そのため、企業の大きなコーポレートイベントを収益機会として狙います。

イベントドリブン戦略には、更に複数の戦略に分類することができます。それは、「M&Aアービトラージ戦略」、「スペシャルシチュエーション戦略」などです。これらの戦略は企業に大きな変革が起きることを狙いにいきます。

 

④マネージドフューチャーズ戦略 (Managed Futures / CTA)

マネージドフューチャーズ戦略とは、オプションや商品先物などの様々な先物やオプションを投資対象としています。

当戦略は、リスク資産に対する相関性が非常に低く抑えられていることが特徴です。株式市場が大幅な下落局面である際に、マネージドフューチャーズ戦略は大きくリターンをあげることができます。

 

⑤アービトラージ戦略 (Arbitrage)

アービトラージ戦略とは、異なる市場において、同一の商品で価格が異なるものを見つけ出し、その市場の非効率性を利用して収益をあげる戦略のことです。

仮高な銘柄を空売りし、割安な銘柄を購入します。そのため、下げ相場でもリターンを目指せることが魅力的です。しかし、割高な銘柄が更に上昇し、割安な銘柄が更に下落することもあるような異質な市場環境下では、予想外のマイナスを出してしまう可能性があります。

 

⑥債券アービトラージ戦略 (Fixed Income)

債券アービトラージ戦略とは、債券価格の歪みを見つけ出し収益かする手法です。

基本的な考え方はアービトラージ戦略と同じです。国債や、金利オプション、金利スワップなどの金利商品において価格の歪みを見つけ出し、割安な金利商品は購入し、割高な金利商品を空売りします。注目される代表的な指標として、「国債のイールドスプレッド」、「金利ボラティリティの水準」「スワップスプレッド」などがあります。

 

⑦マクロ戦略 (Macro)

マクロ戦略とは、経済指標を用いてトップダウン型でマクロ経済の動向を調査・予測し、株式・債券・通貨などの投資対象に、ロングとショートの両方のポジションを持つ戦略です。

株式ロングショート戦略とは大きな違いがあります。それは、マクロ戦略は株式のみではなく、様々な資産に投資を行う運用スタイルを取っています。これによって、非常にダイナミックな運用が可能になります。

この戦略もロングとショートのポジションを取ることができるため、様々な相場状況で利益を目指すことができます。

また、この戦略は大手のみができる戦略です。なぜならば、投資対象が様々な資産であるため、調査や分析に多くのアナリストや分析担当が必要になるためです。

 

⑧リラティブバリュー戦略 (Relative Value)

リラティブバリュー戦略とは、市場のミスプライスを見つけ出し、低リスクで収益を追求する戦略です。

割安な投資対象を買い、割高な投資対象を売る戦略です。これは投資対象が理論価格に収束することを前提とした運用手法です。

 

⑨破綻債券戦略 (Distressed Debt)

破綻債券戦略とは、ディストレス戦略とも呼ばれます。

財務や経営面で困難に陥り経営破綻の懸念がある企業の債券や株式を投資対象とし、それらの企業が回復した時に信用力回復に伴って債券価格が上昇することを目指して投資を行います。そのため債券購入時には、困窮している企業であるため経営再建や事業再生、事業の分離売却に参加をすることもあります。そのように、自ら行動して投資先の企業価値を高めて収益をあげることもあります。

ヘッジファンドは儲かるのか

結論をお伝えすると、運用商品なので儲かるかは分からず確証はありません。これは株式や不動産、債券などの他の投資対象と違いはありません。

その中で、ファンドマネジャーに運用を任せた方が自分で運用するより収益が期待できるのではないかと考えて投資をする方も多いのではないでしょうか。だけれども、販売会社から購入したら手数料がかかるから結果的に儲かっているのか分からないと悩むと思います。

その中で、世界トップクラスの実績を持つヘッジファンドへのご投資を検討頂いている方は、是非ヘッジファンドダイレクトにご相談ください。世界中のファンドの中から優秀な実績を持つファンドへの直接投資をサポートいたします。

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