シャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルド氏が、創業者ココ・シャネルさんになりきってインタビューに応じるという企画が米ファッション誌ハーパース・バザーに掲載されている。
ラガーフェルド氏は1983年からシャネルのデザイナーに就任。ココらしさを受け継ぎつつ、時代に合った空気を取り入れブランドの地位を高め、シャネルさんの最大の“理解者”でもある。今回、ラガーフェルド氏は「戻るのに100年かかりました。わたしは再び40歳です」と自身で設定。以下、インタビューに一問一答形式で進められている。
-あなたは今でもフェミニストですか?
ココ(ラガーフェルド氏)「わたしはそんな厄介な人間ではないですし、フェミニストになったことはありませんよ」
-あなたの外見を変えるとしたらどこを変えますか?
ココ「鏡で自分を見ると、いろんな意味で、自分はかなりモダンだと思います。ただし、私の時代の化粧品はひどいものだったので、せめてメイクは変えたいです」
-今、誰と恋をしてみたいですか?
ココ「私は素敵な男性が好きです。だから、多くの可能性があるでしょう。でも、公爵や王子はどうでしょうか? 自分よりも若い男性が好きですね。 これは今でも変わっていません(笑)」
-現代でコラボレーションしたいブランドは?
ココ「アディダスとモンクレール。わたしはスポーツがとても好きだから」
-現代でライバルとなるブランドは?
ココ「ビジネスにおいては、すべてです」
カール・ラガーフェルド氏(中央)