京大教授が米最高権威の医学賞、ラスカー賞受賞

 米ラスカー財団は、アメリカで最高権威を誇る医学賞、アルバート・ラスカー基礎医学研究賞の受賞者を14日に発表。英ケンブリッジ大学のジョン・ガードン博士と京都大学の山中伸弥教授が共同受賞したことがわかった。

 山中教授は2006年、皮膚の細胞から臓器など全身の様々な細胞に変化できるiPS細胞の作製に世界で初めて成功していた。

 ラスカー賞はアメリカで最高の医学賞であり、受賞者の多くがノーベル賞に輝くことで知られている。日本人では1982年に大阪バイオサイエンス研究所長の花房秀三郎氏、1987年に米マサチューセッツ工科大学教授の利根川進氏、1989年に神戸大学長の西塚泰美氏、1998年にトロント大学名誉教授の増井禎夫氏が受賞している。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる