博報堂、慶應大学らと「つたわるフォント」共同開発

 博報堂が、高齢者や障害者をはじめ、より多くの人に情報を伝えることを目的としたユニバーサルデザイン仕様の「つたわるフォント」を開発、9月中旬より販売すると発表した。また「つたわるフォント」の販売と同時に、このフォントを使用した独自ノウハウによる「つたわる広告」がクライアント向けサービスとして開始される。

 「つたわるフォント」は、今年6月に新設された専門組織「博報堂ユニバーサルデザイン」が、株式会社タイプバンク、慶應義塾大学と共同開発したもの。誤認を防ぐこと、可読性を高めることを目的として作られた。

 インターネット上で、従来型のフォントと「つたわるフォント」の読みやすさの比較調査を20代~60代の男女500人に行ったところ、約7割が「読みやすくなった」と回答したという。

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