バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長は15日、ワシントンで講演を行い「景気後退は終わった可能性が非常に高い」と発言した。
バーナンキ議長はこれまでにも、景気底入れが近いことを公の場で発言していたものの、景気後退の終了を発言したのは今回が初めて。
9月15日は米証券大手リーマンブラザーズ破綻からちょうど1年にあたる。その時点から始まった米の景気後退だが、今年4~6月期にマイナス1%成長にまで回復している。7~9月期はプラスに転じるという楽観的な見方も出ている。
ベン・バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長