エコ・リーグ(全国青年環境連盟)を中心としたCampus Climate Challenge実行委員会は15日、大学の環境対策を点数化した「第1回エコ大学ランキング」を発表。国公立大学では岩手大学、私立大学ではフェリス女学院大学がそれぞれ1位になった。
このランキングは2009年5月~7月にかけて各大学の環境対策担当者にアンケートし、項目ごとに点数を設定し採点したもの。調査対象は国立大学84校、公立大学74校、私立大学176校、合計334校。そのうち有効回答は107校だった。調査内容は「二酸化炭素排出・エネルギー使用量」「実施している環境対策」「学生への教育」の大きく3つの部門。
エコ・リーグは、1994年に発足した環境NGO。様々な環境問題を考え、行動する全国の学生や環境サークルをネットワークし、青年の環境活動全体を盛り上げることを目的としている。
【エコ大学ランキング】(満点125点)
国公立大学
第1位 岩手大学(岩手県) 107点
第2位 九州工業大学(福岡県) 98点
第3位 山形大学(山形県) 96点
私立大学
第1位 フェリス女学院大学(神奈川県) 87点
第2位 郡山女子大学(短期大学部)(福島県) 82点
第3位 成蹊大学(東京都) 80点