グリーがディーエヌエー提訴を決議(釣りゲームの著作権)

 インターネットメディア事業のグリーは26日、携帯向けサイト「モバゲータウン」などを展開するディー・エヌ・エーなどに対し、配信している携帯電話用ゲーム「釣りゲータウン2」が、グリーの「釣り★スタ」の著作権を侵害しているとして、約4億円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こすことを、取締役会で決議した。

 請求内容は次の通り。
【1】著作権法及び不正競争防止法に基づく「釣りゲータウン2」の配信行為等の差止請求等。
【2】著作権法及び不正競争防止法等に基づく損害賠償として、金3億8385万円及び法定利息による遅延損害金。
【3】謝罪広告の掲載請求。

 グリーは「知的財産権を事業の極めて重要な資源の一つと位置づけており、今後も当社は保有する知的財産権が侵害されたと判断した場合には、毅然とした態度で臨む」とした。また、この訴訟を落とした場合でも、業績に及ぼす影響は軽微だという。

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