日本の医療は、人口当たりの医師数は不足しているものの診察機器や病床数は他国よりも多いことが、OECD(経済協力開発機構)が発表した「ヘルスデータ」によって1日わかった。
OECDによると、日本の人口1000人あたりの医師数(2006年)は2.1人。主要7カ国(G7)の間では最低だった。また、OECD加盟30カ国の中でも、韓国、メキシコなどに次いで下から4番目となった。
半面、発症直後の患者のための急性期病床数(人口1000人あたり8.2床、2007年)や磁気共鳴画像装置(MRI)の設置件数(100万人あたり40台、2005年)は高かった。