昭和初期、南房総・館山に鳩山一郎氏が所有していた2600坪の別邸跡地に建てられた旅館「鳩山荘 松庵」で、鳩山家から新総理が誕生したことを記念し、10月15日まで特別宿泊プラン「友愛プラン」が提供されている。
「友愛プラン」は、先着300組に、夕食時に鯛と伊勢海老のお造りがプレゼントされるプラン。おめでたい魚として鯛、腰が曲がるまでという意味で、永く頑張ってほしいという思いで伊勢海老を用意したという。料金15000円(1泊2食付)、プラン受付期間は10月15日まで、宿泊可能期間は12月25日まで(休前日、連休を除く)。
昭和初期に建てられた鳩山家別邸は太平洋戦争時に解体され、別邸跡地は館山市に寄贈された。その後国民宿舎「鳩山荘」が建てられ、約40年間運営されてきたが、平成12年に民営化。全館リニューアルが行なわれ「鳩山荘 松庵」として生まれ変わった。現当主は、当時鳩山一郎氏より別邸の管理を任されていた鈴木健三郎氏の孫にあたる。