世界を舞台に活躍する作家が参加する世界巡回展「Detour(デトゥア)」が16日から、表参道の「MoMA Design Store」で開催される。国際的に活躍する様々な分野の作家たちが自由に使用したモレスキンノートブックを展示し、来場者はノートブック1ページ1ページをめくりながら、参加作家のクリエーティブプロセスに間近で触れることができる。
「Detour」は、200年以上の歴史をもつ伝説的ノートブック、モレスキンと、ミラノを拠点に世界の貧困地域での教育普及活動を行っている非営利団体lettera27(レッテラ・ヴェンティセッテ)による、文化と創造の発展を目的とした世界巡回展。アーティスト、建築家、映画監督、デザイナー、グラフィックデザイナー、イラストレーター、文筆家などが参加し、モレスキンのノートを使って、自由に創作、表現している。2006年にスタートしたこのプロジェクトは、これまでにロンドン、ニューヨーク、パリ、ベルリン、イスタンブールを巡回した。
今回は海外アーティストのノートブックに加えて、伊東豊雄氏(建築家)、押井守氏(映画監督)、原研哉氏(グラフィック・デザイナー)、隈 研吾氏(建築家)、横尾忠則氏(美術家)など、東京展にあわせて日本からも数多くの作家が参加する。
「Detour Tokyo」
会期:2009年10月16日~11月4日
入場:無料
会場:MoMA Design Store
渋谷区神宮前5-10-1 Gyreビル3F