レストランガイド「ザガットサーベイ」を発行するCHINTAIは、過去10年分のデータから外食に対する東京の消費トレンドを分析したランキング、「The Top of ZAGAT」を発表した。
消費者投票による評価型ガイドブック「ザガットサーベイ」は、23日に発売される「2010 東京のレストラン」で、東京版発行10周年を迎える。「The Top of ZAGAT」はこの10年間で得たデータをもとに、食の愛好家たちに支持されたレストランをランキングしたもの。10年間連続掲載されている東京のレストランについて、料理、内装、サービスの3項目の合計得点によって総合評価上位10位を決定した。この総合評価はこれまで本誌でも発表されたことはないという。
ザガットサーベイは1979年、ニューヨークにて誕生。弁護士で食べ歩きの好きなザガット夫妻が、特定の評論家によって評価されたレストラン評に疑問を抱き、実際にレストランを利用する一般客なアンケートを統計処理する方法を考案した。当初200人からスタートしたアンケートには世界30万人以上が参加し、今や世界89都市をカバーする世界的なガイドに成長。日本ではCHINTAIが1999年、初めて「東京のレストラン」としてサーベイを実施した。
「The Top of ZAGAT」ランキング
1位 トゥール・ダルジャン(フランス料理) 赤坂見附
2位 アピシウス(フランス料理) 有楽町
3位 シェ・松尾(フランス料理) 渋谷
4位 レストランひらまつ(フランス料理) 広尾
5位 コート・ドール(フランス料理) 白金高輪
6位 レ・セゾン(フランス料理) 日比谷
7位 分とく山(日本料理) 広尾ほか
8位 マノワール・ディノ(フランス料理) 青山・原宿
9位 久兵衛(寿司) 新橋ほか
10位 リストランテ・アソ(イタリア料理) 代官山