ソフトバンク・ヒューマンキャピタルは28日、有職女性を対象にした「社内恋愛に関する意識調査」を発表。57%が社内恋愛の経験があり、約半分が内緒に同僚には内緒にしていることがわかった。
20歳から39歳の有職者880人の社内恋愛(片思い含む)の経験は57%が「ある」と回答。また経験者400人に現在の状況を聞いたところ「現在、社内恋愛中」が29.8%となった。
社内恋愛のメリットは「仕事の達成感・辛さの共有ができる」60.8%、一方でデメリットは「喧嘩をした際など、会いたくない時も顔をあわせなければならない」52.3%を筆頭に「うまくいかなかったり、別れた際その後気まずく、仕事に集中できなくなる」「周囲にばれないようにするのが大変」という声が出た。
社内の誰かに話したかどうかを複数回答で聞いたところ、「誰にも話していない」が最も高く44.0%、次に「同期」40.6%、「先輩」23.5%と続いた。年代別にみると、20代の半数が「同期」に打ち明け、30代の半数が「誰にも話していない」と内緒にしているようだ。
社内恋愛を認める企業は約8割だが、一方で禁止の企業もあり、中には罰則を設けて厳しく取り締まる企業もある。ちなみに「規則で禁止されており、罰則がある」2.3%、「表向きには禁止としているが黙認している」12.3%というようだ。