仏国大統領夫人のカーラ・ブルーニ・サルコジさん(41)が幼少を過ごした実家の城が、2800万ドル(約25億円)でサウジアラビアの王族アルワリード・ビンタラール王子に買い取られたことがわかった。
ロイター通信によると、この城はイタリア北部のトリノにあり、2万1000スクエアフィート、部屋数40という広大な城で、カーラさんの父親が1952年に買い取り、補修などを行い壮麗な姿を現在までとどめている。ただ、1996年に父は亡くなり、主なき城は売りに出されていた。
カーラさんはイタリア貴族の出身で1960年代をこの城で過ごした。しかし、当時イタリアは極左勢力の赤い旅団などによって、富裕層や貴族の子弟が誘拐されるといういう事件が多発していたために、一家は70年代にパリに移住することになった。
カーラ・ブルーニ・サルコジさん