ブルームバーグは29日、読者である投資家、トレーダー、アナリストに対して行った四半期の世論調査結果を発表、最も賢明な投資家としてウォーレン・バフェット氏が選ばれたことがわかった。
この世論調査では「金融市場における最高の鑑定者は誰か?」という質問をし、投資家たちにどの人物の鑑定眼が最も信頼できるかを聞いた。その結果、約4分の1の回答者が、バークシャー・ハサウェイの会長兼最高経営責任者である投資家のウォーレン・バフェット氏を選んだ。
バフェット氏に次ぐ2位はパシフィック・インベストメント・マネジメントの創業者で共同最高投資責任者ビル・グロス氏で、16%の支持を得た。投資家ジョージ・ソロス氏は10%で3位、そして2006年に金融危機を予測したニューヨーク大学教授のヌリエル・ルービニ氏、投資家マーク・ファーバー氏が続いた。
米連邦準備制度理事会議長のベン・バーナンキ氏は、中央銀行総裁としての活躍にも関わらず8%。前議長のアラン・グリーンスパン氏への支持はわずか3%だった。