米シンクタンク、センター・フォー・グローバル・ディベロップメントは、富裕国22国の貧困国への貢献度ランキング「Commitment to Development Index 2009」を発表した。総合1位はスウェーデン、2位はデンマーク、3位はオランダだった。日本は下から2番目の21位で、韓国は最下位の22位だった。
このランキングは、富裕国の貧困国へ対する貢献度を数値化して評価したもの。評価項目は援助、貿易、投資、移民、環境、安全保障、技術の7項目で、さらに各評価を総合してランク付けされる。
7項目のうち、日本が最も高く評価されたのは「技術」で、スペイン、韓国に次ぐ3位だった。一方「援助」「移民」「安全保障」の3つの項目で21位であり、他国に対して評価が低いのが際立った。
【富裕国の貧困国への貢献度ランキング】
総合評価
1位 スウェーデン 7.0
2位 デンマーク 6.7
3位 オランダ 6.6
4位 ノルウェー 6.6
5位 ニュージーランド 5.8
6位 アイルランド 5.7
7位 スペイン 5.6
8位 オーストラリア 5.6
9位 オーストリア 5.5
10位 フィンランド 5.5
11位 カナダ 5.3
12位 イギリス 5.1
13位 ドイツ 5.1
14位 フランス 5.1
15位 ベルギー 5.0
16位 ポルトガル 5.0
17位 アメリカ 4.9
18位 ギリシャ 4.4
19位 イタリア 4.4
20位 スイス 4.2
21位 日本 3.1
22位 韓国 2.8