東京大学大学院理学系研究科・理学部は8日、理学の最前線を紹介する講演会、「ガリレオ・ダーウィン・ラボアジエから現代の理学へ」を開催する。
2009年はガリレオ・ガリレイが望遠鏡を使ってから400年、アントワーヌ・ラボアジエが『化学原論』を出版してから220年、チェールズ・ダーウィン生誕200年という節目の年にあたる。彼らの成果を基礎として発展した近代科学から、現代の理学の最前線までを紹介する。講師は、理学系研究科附属天文学教育研究センターの河野孝太郎教授、理学系研究科生物化学専攻の深田吉孝教授、理学系研究科化学専攻の中村栄一教授。当日はインターネットでのライブ中継も予定されている。
講演会「ガリレオ・ダーウィン・ラボアジエから現代の理学へ」
場所:東京大学本郷キャンパス、安田講堂
日時:11月8日、14:00~16:30
入場料:無料
講演内容:河野孝太郎氏「南米アタカマ砂漠から探る見えない銀河の誕生」、深田吉孝氏「朝の光と朝ごはん:体内時計の時刻リセット」、中村栄一氏「百聞は一見に如かず ―顕微鏡で見る有機化学―」