金沢「能作」、パリ・ミラノで富裕層向け漆器展示会開催

 石川県金沢市の老舗漆器店「能作」(本店:金沢市広坂)は、11月にパリとミラノで、ヨーロッパの富裕層を対象にした漆器展示会を開催する。

 11月19日・20日はフランス・パリの寿月堂にて、24日にはイタリア・ミラノの総領事公邸にてサロン形式の展示会が行われる。ヨーロッパのライフスタイルにも合うモダンでデザイン性に優れた金沢漆器は、ヨーロッパの富裕層の間で高い関心を集めているという。

 能作は安永9年(1780年)創業の老舗漆器店で、200年以上にわたって金沢漆器の伝統を守り続けている。しかし近年は国内需要の低下により、新たな販路開拓のため、海外戦略を本格化していた。

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