今年生誕100周年を迎えた作家の太宰治が、若い女性に人気がある、というのは本当か?
今回の調査対象者は20歳代から40歳代の男女合計491人。そのうち太宰治を「知っている」としたのは全体の85.5%。さらに女性は高く91.4%だった。さらに「活字を読む」人では96.2%と大半を占めるが、「活字を読まない」人の間でも70.1%と、知名度の高さがうかがえる。
さらに、太宰治の作品を読んだことが「ある」としたのは70.5%。特に女性は75.4%と高かった。また、20代でも78.3%と全体よりも高かった。太宰作品を知ったきっかけは、「学校の授業」83.6%と圧倒的多数。男性は「自分で興味を持った」が8.8%に対して、女性は12.3%を超えていた。
読んだ作品は(複数回答形式)、「走れメロス」が最も多く93.2%、次いで「人間失格」の60.8%だった。(アイシェア調べ)