ブランドコンサルティング会社の米フューチャーブランドは6日、2009年の旅行・観光分野における国別ブランド評価をランキングした「Country Brand Index 2009」を発表した。日本は総合評価で7位、カテゴリー別では16分野でトップ10入りした。
総合評価1位は、これまで3年連続首位を維持してきたオーストラリアを抑え、アメリカが初めて獲得した。2位は昨年に引き続きカナダ、オーストラリアは3位だった。
日本は昨年の9位から順位を上げて7位だった。29のカテゴリー別評価では、16カテゴリーでトップ10に入り、その内「最先端技術」「製品・サービス」「ナイトライフ」「ビジネスを立ち上げたい国」「会議開催」「独自性」の6カテゴリーで1位を獲得した。また、他の10カテゴリーについても、9カテゴリーで昨年より順位を上げており(他は昨年と同位)、「環境」は初めてトップ10にランクインした。
同ランキングは今回で5回目。約3,000人の海外旅行経験者を対象としたインターネット調査と、世界の観光・旅行市場の統計、海外旅行の専門家の意見に基づいて、各国のブランド力を包括的に評価したもの。今回は対象国を78カ国から102カ国に拡大した。
【2009年総合評価ランキング】
1位 アメリカ (3)
2位 カナダ (2)
3位 オーストラリア (1)
4位 ニュージーランド (7)
5位 フランス (6)
6位 イタリア (4)
7位 日本 (9)
8位 イギリス (8)
9位 ドイツ (14)
10位 スペイン (12)
括弧内は昨年順位