9日のニューヨーク株式相場は、ダウ工業株平均は前週末終値比203.52ドル高の10226.94ドルと大幅に続伸して取引を終えた。昨年10月以来の年初来高値となった。
先週開催の20カ国・地域(G20)で、景気刺激策を継続することで一致したことが好感されたようだ。その影響か、世界的に政策金利が低水準にとどまるとの見方が広がってドル安が進行したため、資金が原油、金、高金利通貨などにシフトした。
9日のニューヨーク金先物相場は続伸し、12月物は前週末比5.7ドル高の1オンス1101.4ドルとなり、連日高値を更新している。