ANAは成田-ニューヨーク線を皮切りに、2010年2月から新プロダクト・サービスブランド「Inspiration of Japan」をスタートすると発表した。長距離欧米路線から始め、順次プロダクト・サービスを全面的にリニューアルしていく。
新サービスでは、機内食は月替わりの30種類を超える和・洋のアラカルトメニューから選ぶことができ、モニターのタッチパネルから食事や飲み物を注文できる(2010年4月開始)。食事時間も1人1人が自由に決めることができる。またコラボレーションメニューとして、料理家の栗原はるみさん考案メニューや、仙台伊達家御酒御用蔵「勝山」を通した日本酒と食のマリアージュなどを提案する。
またすべてのクラスの座席の快適性も大幅に向上。ビジネスクラスにはフルフラットシートを導入し、たがい違いに配列したシートによって、どの席からでも直接通路に出ることが可能になった。