三谷幸喜の新作ミュージカル、ブロードウェイで初演

 劇作家・三谷幸喜さんが演出・脚本・作詞を手掛けたミュージカル「TALK LIKE SINGING」が13日にニューヨークのオフ・ブロードウェイで初演を迎える。プレビュー公演を控え、現地時間10日夜に記者会見が行われた。日本発のミュージカルがオフ・ブロードウェイで初演されるのは史上初となる。

 「TALK LIKE SINGING」はSMAPの香取慎吾さんが演じる主人公・ターロウを中心とした人間模様を描く、心あたたまるコメディ。生まれつき言葉が不自由なターロウが、歌やダンスを通して周囲の人々とコミュニケーションをとっていく。他の出演者は川平慈英さん、堀内敬子さん、新納慎也さん。作曲・音楽監督は元ピチカート・ファイヴの小西康陽さんが務めた。

 現地時間11月12日がプレビュー公演で、本公演は11月13日から22日まで。会場はニューヨーク大学内のスカーボール・センター(Skirball Center)。2010年1月23日からは赤坂ACTシアターで日本公演も行う。

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