米著名ヘッジファンドマネージャー、ジョン・ポールソン氏が率いるポールソン&カンパニーは、金鉱株などに投資するファンドを来年からスタートさせることが19日、わかった。自身の2億5000万ドルを出資する。
ポールソン氏は昨年までは住宅市場の下落で利益を出してきたが、今年から金関連への投資を割合を増やしており、南アフリカ産金最大手のアングロ・ゴールド、カナダの産金大手キンロス・ゴールドなどの株を保有している。
この動きの後押しを受けてか、18日のNY金先物価格は、一時は1150ドルを突破し、終値は1141.2ドルとなり、日中、終値両方で史上最高値を更新した。