穴吹興産が27日の大証1部で値上がり率トップとなる前日比11円高(8.15%)となり、146円で取引を終えた。
会社更生法を申請した「穴吹工務店」と同一グループだと、投資家から認識されていたためか大きく値を下げていた。飛んだとばっちりだが、穴吹興産は同一ではないことと、また、前日に発表した自己株式取得が材料となって見直し買いが入った。
穴吹興産は、設立当時の昭和39年5月当時は、穴吹工務店を中心とする穴吹工務店グループに属していた。同60年6月にファミリーマンション分譲事業に参入。穴吹工務店と競業することになったため、グループと独立した、言わばライバルでもある。