イタリア警察のパトカーとして導入されているランボルギーニ・ガヤルドが先日、全損する事故を起こしていたことがわかった。乗車していた警官2人は無事だった。
名だたるスーパースポーツカーの聖地イタリアで、スピード違反を取り締まるための切り札として導入されたランボルギーニパトカー。大きな期待を背負ってデビューしたものの、活躍を聞いたのは交通事故のニュースという皮肉なものだった。
イタリアの地元紙によると、11月29日夜、イタリアのクレモナ市で、職務から署への帰途で起きたという。通行中にガソリンスタンドから出てきた車を避けようとして、停車中のメルセデスベンツAクラスに衝突した。一時は火が出るなど、警官の安否が危ぶまれたものの、けが人は出なかった。
一方でランボルギーニの車体だが、ノーズ部分は原型をとどめておらず、無残な姿となって全世界に発信されることとなった。日本でもランボルギーニファンは多いが、スピード違反の捕り物でお手柄というニュースを早く聞きたがっていることだろう。
全損したランボルギーニパトカー(「youreporter.it」より)