VWとスズキが提携で世界最大の自動車帝国誕生へ

 スズキとフォルクスワーゲンAG(VW)は9日、包括的な提携関係を構築することで合意し、両社代表が基本契約書に署名した。

 スズキは、両社は、商品ラインアップおよび生産・販売地域において相互に補完しあう最適のパートナーであるという考えが一致し、包括的提携の合意に至った、と説明した。

 発表によると、VWはスズキ株式の発行総数の19.9%を取得し、筆頭株主になる。株式取得は、関係官庁の認可を得た後、来年1月に行われる。スズキは、VWがスズキ株式の取得に投じた金額の2分の1を限度としてVW株式を取得する予定。

 「世界の大手自動車メーカー2社が力をあわせ、困難に立ち向かっていくことになりました。今後の発展のために協力いたします。尊敬され、評価されているメーカーと協力できることは大変な誇りであります」と、VWのDr.マルティン ヴィンターコルン会長。

 一方、スズキの鈴木修会長は「優れたクルマづくりに対するフォルクスワーゲンの情熱に感銘を受けています。両社はお互いの強みを活かして協力し、環境に最大限の配慮をしつつ、ひとりでも多くのお客様からご支持をいただけますよう、全力を尽くしてまいります」と、話した。

 今年9月までの両社の世界販売台数を合わせると約650万台になり、世界首位のトヨタ自動車(約564万台)を上回る世界最大級の自動車グループが誕生することになる。

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