米コロンビア大学が“男女同棲寮”導入へ

 米コロンビア大学が、男女の区別や同性愛などの性的志向に関わらず同棲できる学生寮、“ジェンダーニュートラル寮”を2010年秋導入へ向けて検討していることがわかった。

 同性愛者や性同一性障害の学生にとって、同性のルームメイトと同室になることは必ずしも快適なことではない。アメリカではライフスタイルと性的志向の多様性から、すでに数十の大学で男女同棲の学生寮が導入されている。学問的には進歩的なコロンビア大学だが、ジェンダーニュートラル寮の導入は遅いとされていた。

 大学関係者がニューヨークポスト紙に語ったところによると、ジェンダーニュートラル寮は2010年秋から導入される予定。現在の在校生は性別に関係なくルームメイトを選べるようになるが、来年入学の新入生にはルームメイトを選ぶ権利はないという。

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