英女王の後継はウィリアム王子か?

 エリザベス女王(83)が、孫のウィリアム王子(27)に公務の相当部分を委譲することを前提とした財務省作成の秘密文の存在が明らかになった。女王の王位継承がチャールズ皇太子ではなく、ウィリアム王子が継承者になるのではないかとの憶測を呼びそうだ。

 これは、英紙メール・オン・サンデーが報じたもので、同文書は、今年4月の予算案発表を前にダーリング財務相に提出されたもの。その中に、王子たちの執務が増えることになるだろうとの記述があったという。

 女王は昨年、約400の執務をこなし、海外での公務も2回あった。高齢を考えるとハードでもあり、王室内で分担する必要性は生じるかもしれない。王室スポークスマンも「2人(ウィリアム、ヘンリー)の執務は増えることにはなるだろう」と話した。しかし、実際には両王子は軍隊の仕事があるために、この文書がどこまで現実味があるかどうかは疑問ではある。


左からウィリアム王子、ヘンリー王子、エリザベス女王

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