茶懐石料理 和幸

ミシュランの二つ星。

目白の高級住宅地にある料亭と紹介され、そのようなイメージがあります。
ただ現実は全然高級住宅地でないし、目白というよりは池袋。



タクシーで店の前に行ったとき、その辺の一杯呑み屋かと思いました。
近所の焼き鳥屋のようでしょう。
店の中に入ってみても、あまりの殺風景さにこれが本当にミシュランの二つ星なのかと思うような店です。


写真にすると一見高級感がありますが、この日の東京は相当寒く、隙間風が部屋の中を吹き込んで寒かったです。
ここから本題の料理。

会席料理
一、向付(刺身)


大間の鮪と明石の鯛です。
鮪は醤油で、鯛はダシでとのことでしたが、鯛も凄く脂が乗っているので醤油で食べたほうが美味しかったです。鯛の皮も美味しかった。

二、椀盛(お吸い物)


この鱧が美味しい。
日本人に生まれて良かったと思える瞬間でした。
ただ、この辺からビール、日本酒と来て焼酎に。

虎の涙という焼酎。
珍しい味です。

三、口取


ミシュランの星がついているような店でも口取は作り置きなのか、全部冷たい。
でもこの店では冷たいものは冷たく、そして魚も温かい。
政治家や官僚が接待で使う濱田屋なんかと、このように味だけで勝負している店の違いなんでしょうね。

四、焼物


真魚鰹(まながつお)の焼物。
魚に詳しい同伴者が、真魚鰹と鰹は違うものだと言っていました。
脂が乗って美味しいもんですね。

五、炊合


六、酢の物


写真だと美味しそうですが、今回の料理でこの蟹だけが水っぽくて美味しくなかったです。
蟹自体が不味いのでしょうね。

七、止椀 香の物 御飯


この御飯も白味噌汁も美味しい。
日本の国旗のようなのは、蕪紅白巻です。



八、水菓子

ここで修行した割烹小室(ミシュランの一つ星)もそうだけど、和幸も水菓子が美味しいな。小室で聞いたときは、果物の仕入れ値が余りにも高くて皆でビックリした記憶があります。

九、菓子 茶


上は中に餡子の入ったお饅頭、下は抹茶。

総評4.5点(5点満点)

サービス自体は、ファミレスのバイトの女性が着物を着ているレベルです。
立地も決して良いわけでもなく、内装も風格があるというよりは貧相です。
しかし会席料理ってのはこんなに美味しいのかとビックリさせられる店。
店主の高橋一郎氏。
最後に名刺を頂きましたが、耳が遠く志村けんが演じるおじいちゃんのようでした。
伝説の料理人の一人の料理を頂くことが出来て、素晴らしいひと時を過ごせました。

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