日清食品ホールディングスは、同社創業者の故・安藤百福氏の生誕100周年記念として、期末配当に記念配当10円を加え35円とすると発表した。
同社によると、2010年3月期の期末配当で、1株当たり25円の普通配当に、10円の生誕100周年記念配当を加え、期末配当を1株当たり35円とする。年間配当予想は中間配当の25円と合わせ、1株当たり50円から前期比10円増配の60円とした。
また、これを記念して、カップ麺史上最長となる1本約1メートルの麺を使った「百福長寿麺」シリーズ2種類を発売。さらに、「チキンラーメン」を初めて登場した1958年当時の価格35円で発売する。
安藤氏はインスタントラーメンの生みの親で、世界で最も偉大な発明の一つと評価された。96歳で亡くなったが健康の秘訣としてチキンラーメンを毎日食べたという。