米国の主要金融機関38社の2009年分の報酬総額が前年比から18%増の1458億ドル(約13兆2000億円)となり、過去最高を更新する見通しだということがわかった。
ウォール・ストリート・ジャーナルが報じたところによると、同紙が独自集計したところ、従業員1人当たりの平均報酬額は14万9192ドル(約1350万円)に上るのだという。
ただし米政府は、公的資金の損失を穴埋めするため、大手金融機関に課金する案をすでに発表している。この案は総資産500億ドル(約4兆6000億円)超の金融機関など約50社が対象になる。