バーバリーがバッグなど雑貨を扱う合弁事業を日本で設立することになり、アンジェラ・アーレンツCEOはこのほど「世界有数の「小物市場」日本では、新鮮な品として受け入れられるタイミングと判断しました」などと答えた。朝日新聞のインタビューに応じたもの。
財布、ベルトなど小物は新会社バーバリー・インターナショナルが扱う。アーレンツCEOは「就任以来、世界的に雑貨の生産販売を強化していて、昨年上期のアパレル製品以外の商品数は全体の35%まで増し、総売り上げも全体で9%、アジアでは33%も伸びています。経済は失速していますが、世界有数の「小物市場」日本では、新鮮な品として受け入れられるタイミングと判断しました」と進出の理由を明かした。
バーバリーと言えば、トレードマークのタータンチェック柄が英国の伝統を思わせるが「その輝きを雑貨につなげて、どこにもないビジネスモデルを目指したい」と話した。