JRA(日本中央競馬会)の村田一騎手が、自身の25日付けブログの中で、他の騎手や裁決委員らを批判して、騎手はもちろん、馬主、調教師、さらにはJRA内部でちょっとした騒動になっている。
実名でやり玉に挙がったのはクラストゥス騎手。1月23日の中山3レースで
「1コーナーと2コーナーでも馬が急に外に逃げていたにもかかわらず、手綱を引きつけ馬を制御しようともせず、ブラーンとしたまま馬にすきにしてくださいといわんばかりの乗りかただ」などと批判した。
そのヒドい騎乗ぶりに対して下された裁決委員の審議結果は、馬のクセだと判断され、騎乗停止1日。この決定に対しても憤っている様子で、騎手、裁決委員をともに激しく罵倒している。
JRAサイドは快くは思っていないだろう。また、騎手を選ぶ権利のある馬主、調教師サイドからしても騎乗依頼はしにくくなる可能性もある。本人にしてみればそこまで考えての決意の書き込みだったのだろう。