デイトレーダーは撤退したのか
東京証券取引所
また、一方で、あまりの高速化するために、人間の判断や反射神経でデイトレードを行うことはできなくなってしまう。デイトレーダーがいなくなる、とも言われたが実際のところはどうなのだろうか。「YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)」が三村雄太氏に聞いてみた。
「僕は、流動性が高い方が価値はあると思いますので、(約定力が増すために流動性は高くなる)アローヘッドは歓迎しています。ただ、今の自分の取引はデイトレードでスキャルピングなどはやっていなくて、スイング中心なのですけどね」
確かに、今年に入ってから東証で最も話題になるのは、アローヘッドではなく、すでに上場廃止が決定した日本航空のことばかりだ。連日大商いが続き出来高が1日で10億株を超えたこともあるが、システム障害は今のところ何も起きていない。
では、トレーダーサイドから見て、何がどう変わったのか、三村氏が解説する。