デザイナーのカルバン・クライン氏(67)が、大御所スーパーモデルのケイト・モスさん(36)について「彼女は難しい」と、英紙デイリー・テレグラフで語り、ファッション業界で大きな話題となっている。
モスさんと言えば、カルバンクラインの下着やジーンズの広告モデルとなり、世界のファッション業界を席巻した。ちょうど日本では、モスさんの影響もあってか、カルバン・クラインのパンツの腰ヒモをあえて外に出す着こなしが流行するなどした。結果として、お互いがお互いの名前を世界に広め合うことになり、理想的な関係だと誰もが思っていただけに発言は重たい。
クライン氏は「私は多くのスーパーモデルや女性と仕事をしてきたが、ケイトは素晴らしいスーパーモデルだと思っている。でも、いっしょに仕事をすることは難しい」は語った。
当時カルバン・クラインのカメラマンを務めていた、マリオ・ソレンティ氏が自身の恋人だったモスさんを紹介したのが起用のきっかけだった。当時18歳。
14歳でスカウトされ業界入りしたモスさん。身長1メートル67、平均的なスーパーモデルよりも約10センチ低い身長、顔立ちでもなく印象も平凡。だが、一度見れば忘れない独特な雰囲気を持つモスさんは、カルバン・クラインの下着広告に見事マッチした。その後は、バーバリー、シャネルなどにも起用されるようになった。
ケイト・モスさん、カルバン・クライン氏