30、40歳代経営者は港区、渋谷区に住む傾向

 社長が最も多く住む街は今も昔も「東京都世田谷区」だったことが、東京商工リサーチの調べでわかった。また、「YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)」のコア読者層である30~40代経営者は港区、渋谷区が人気だった。

 この調査は東京商工リサーチの企業データベース233万9848社の「経営者情報」から、同一社長が経営する企業を除いた108万6528社を対象に、「社長の居住地」を調べた。

 団塊世代の60歳代の社長は、東京都世田谷区(3269人)、同大田区(2717人)、同練馬区(2229人)の郊外の高級住宅街を持つ3区がトップ3だった。
また、50歳代では世田谷区(2345人)、大田区(1675人)、熊本市(1659人)の順だった。

 しかし、これが40歳代となると、4位に東京都港区(861人)、30歳代では2位に港区(324人)、5位に同渋谷区(242人)、20歳代では2位に港区(17人)、3位渋谷区(16人)、4位新宿区(15人)など都心部のランクインが目立つ。若い経営者ほど情報・文化の発信地としての魅力を一層求め、『職住一体』の傾向がうかがえる。

 ◆社長が多く住む街

都道府県市区郡   人数 

1.東京都世田谷区  11284
2.東京都大田区   8295
3.東京都練馬区   7152
4.東京都江戸川区  5913
5.東京都足立区   5846
6.熊本県熊本市   5843  
7.東京都杉並区   5822
8.東京都港区    5267
9.広島県福山市   5145
10.鹿児島県鹿児島市5137

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