バンクーバー五輪、女子モーグルで惜しくも4位に終わった上村愛子選手(30)が15日、自身のブログで「どうして、こんなにも沢山の人が私を支えてくれるのになんで、結果は残せないんだろう」と一夜明けての心境を明かした。
「皆様へ」と呼びかけて始まった15日のブログ。応援への感謝、そして結果への悔しさなど複雑な心境を語った。
「どうして、こんなにも沢山の人が私を支えてくれるのになんで、結果は残せないんだろう。メダルはいつもちょっとのところで届かない。いま、こうやって、文字にしながらも考えてしまいます」
スポーツ選手である以上、結果を出さなければいけない宿命の大きさを改めて考えたようだった。4位という結果については次のように語っている。
「大きな、プロジェクトを最後は自分の手で失敗に終わらせてしまいました。ものすごくつらかったです」と結果が出た後の涙の理由を語った。
しかし「けれど、私を支えてくださったみなさんは最高にプロフェッショナルな人たち。最高の環境で、最高のみんなに囲まれてスタートからゴールまで悔やまれる失敗をせずに滑り切れたことは本当に幸せでした!自分を支えてくださった、全ての皆様に心から感謝します」と前向きに語っており、4年後のソチ五輪でのメダル獲得を期待させてくれる。