米著名投資家ウォーレン・バフェット氏に、29歳の女性ヘッジファンドマネージャーが投資に関する書簡を送り、感謝の意を込めてバフェット氏がごちそうする形で夕食をともにしていたことがわかった。
このファンドマネージャーは、感謝祭に合わせて自身のファンド会社の投資方針などを書いた内容の書簡を送ったのだという。バフェット氏は2000年から毎年、昼食をともにする権利をオークションで販売している。そこでは1億円以上の値が付くことは当然となっているのだが、今回はバフェット氏が地元のオマハにまで呼んで「タダ」でごちそうしたのだという。
今回、呼ばれた人物とはカーラ・ゴールデンバーグ氏。29歳の女性で、エール大学時代には化学を専攻。モルガンスタンレーで債券アナリストや、ヘッジファンド会社などを経て、2年前に自身の会社ペルミアン・インベストメントを設立して現在にいたる。方針としては西欧企業の株のバリュー投資を主軸としているそうだ。NYの300万ドルする億ションを購入し、若き成功者として報道されたこともある。
大富豪ほど、タダで人にごちそうすることはない。書簡の中身は一体どのようなものだったのだろうか。さぞや、バフェット氏が感動したに違いない。興味深い。
カーラ・ゴールデンバーグ氏(フェースブックより)