モノ言う投資家アイカーン氏の次の狙いは映画か?

 米国の著名なアクティビスト投資家カール・アイカーン氏が、カナダの映画製作会社ライオンズゲートの持ち株比率を10%引き上げて29.9%にしたい意向を明らかにした。

 ライオンズの発表によると、アイカーン氏はすでに同社株18.9%を保有。そして、新たに1株あたり6ドルでの買取を検討している。資金は1300万ドル(約12億円)になる見込み。

 ライオンズゲート社は、安い製作費の割にヒットする映画を創ると評判のカナダ・バンクーバーに本拠を置く映画製作・配給会社。アカデミー作品賞を受賞した「クラッシュ」をはじめ、ホラーやコメディを得意として、いわゆる、いい仕事をする製作会社として業界では高い評価を得ている。

 ただし、一部報道では、同社は信用不安の恐れがあり、今後は顕在化する可能性があるとも指摘されている。また、MGMなど大手の買収ターゲットに上がっているとの観測もあり、映画業界も生き残りを賭けた大規模な再編劇が起きそうな気配もある。今後のアイカーン氏の行動が注目される。

 この事実は好感されたのか、ライオンズゲート株価は4.6%上昇し、5.47ドルとなった。

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