積水ハウスは、ジョイント・コーポレーションから不動産投資信託(REIT)運用会社を買収しREIT市場に本格参入する、と日経新聞が19日報じた。しかし、積水ハウスは「機関決定がなされたものではない」とした。
報道によると、買収するのは東証上場のるジョイント・リート投資法人の運用会社「ジョイント・キャピタル・パートナーズ」。投資ファンドと共同出資し、積水ハウスが75%を持つ。出資額は十数億円とみられる。
不動産市況と同様にREIT市場も低迷が続いているが、住宅メーカー最大手積水ハウスのREIT参入は、活気を与える刺激となるかもしれない。
また、日経は「19日にも発表」と報道。積水も否定はしたものの、当社において正式な機関決定がなされ、新たにお知らせすべき事項が生じた場合には、改めてお知らせいたします」と含みを持たせており、参入へ向けて動いている可能性を示唆した。