イタリアの大富豪ベルルスコーニ・スカーリア氏に、マネーロンダリングの疑いがあるとして、伊当局は逮捕状を取った。
地元紙などの報道によると、2003年から2006年までの間に20億ユーロ(約2440億円)の国際通信サービスの実績があったと虚偽の報告をしていたという。現在スカーリア氏はイタリア国内にはいないという。
この報道を受けて、ファストウエブ社の株価は1日で2%以上の下落となった。
スカーリア氏は、 マッキンゼー、ベイン&カンパニーなどを経て、ブロードバンドのファストウエブを創業。ウエブ、TVなどをグループに収め国内2位のメディアネットワークに育て上げた。現在は株式を売却しているという。個人資産は約1200億円とされる。