「日韓対決」。野球やサッカーなどでは、煽り文句としてよく使われているように、バンクーバー五輪の女子フィギュアスケートで、浅田真央Ⅴs.キム・ヨナの対決は、そうした感情も手伝ってか盛り上がった。しかし、宿命のライバルかと思いきや、実は2人は大の仲良しであることはあまり知られていない。
女子フィギュア界の王座を常に争うともに19歳の2人。宿命のライバルだが、「実は仲は良くて、英語で、10代の女の子らしい会話をしているようです」と、スポーツ紙関係者が話す。
海外での滞在が多いトップスケーターだが、やはり10代の女の子だけに不安なのはしょうがない。当然同い年で同じ境遇だから友達になるのはむしろ自然な流れなのかもしれない。
過去にも、キム選手は手作りカレーを浅田選手にあげたり、キムチ入りお好み焼きをあげたりしている。また、2人のツーショット写真、さらには姉の浅田舞選手も交えてのスリーショット写真などもネット上には存在している。
その2人は、現在は国を背負って戦っている立場。距離を置かざるを得ないのは否定できないだろう。この日のショートプログラムは、キム・ヨナ選手が78.50点でトップ、浅田真央選手は73.78点で2位だった。フリープログラムでは、どんな結末が待っているのか。2人が表彰台で立つ位置は?