金融株などの逆張りで昨年約120%の驚異的リターンをあげた米NYのヘッジファンド会社、アパルーサマネージメントが、今度は航空会社4社の株式を1億3300万ドル(約120億円)分、購入していることがわかった。
ブルームバーグによると、「AMR」「Delta Air Lines」「UAL」「US Airways」の4社の株を購入したのだという。
アパルーサは、ゴールドマンのスタートレーダーだったデビッド・テッパー氏がファンドマネージャーを務める。綿密な調査に基づいた徹底した逆張りで特徴的で、とくに昨年は金融株が全面的に上昇したために大きな利益をあげた。
日本でもJALをはじめ、世界的に苦境に立たされている航空株。その中で逆張りの天才が選んだこの4社の将来は?