大手ヘッジファンドなどが、ギリシャの破たん懸念を理由として、ユーロ売りのポジションを拡大している、とウォールストリートジャーナルが報じた。
報道によると、「アイデアディナー」という2月に米NYで行われたディナーパーティーにソロスファンドマネジメントなどの大手ヘッジファンド関係者が集まったという。ここで、ユーロが1ユーロ1ドルにまで下落する可能性が意見として出たという。
ソロス氏は、ギリシアは生き延びるということに言及してきたものの、欧州全体で捉えた場合、スペイン、ポルトガルなど他の国も危ぶまれているため、EUが救済しなければEUの存在そのものが危ぶまれる可能性も述べている。