シンガポールのブランドコンサルティング企業「インターブランド」(Interbrand)が行った高級業界調査によると、ブランド価値ランキング1位はルイ・ヴィトンとなった。また他のトップブランドも不況に関わらず、ブランドマネジメントが効果を挙げていることが明らかになった。
「近年、事業を拡大し、繁栄を続けてきた高級ブランドは、その拡大のために、景気に対してとても影響を受けやすくなってしまった。しかし、まだ、景気の影響が小さく、長期的な価値を創造できる、純粋な高級ブランドというものが残っている」とインターバンク社。
高級ブランド各社は、より広い顧客層へのリーチを目指しているが、安易な品質や妥協でブランド価値を落とさないよう気を配っている。トップ高級ブランドは、また、執拗な買収を繰り返すよりも、顧客の囲い込みが必要であることを理解しており、長期的で一貫した哲学を通して市場顧客を魅了し続けようとしている。
ランキングは次の通り
1位 ルイヴィトン
2位 グッチ
3位 シャネル
4位 ロレックス
5位 エルメス
6位 カルティエ
7位 ティファニー
8位 プラダ
9位 フェラーリ
10位 ブルガリ
ルイ・ヴィトンのショップ