TVで間取がバレ、空き巣で3億円被害に遭ったマダムシンコ会長

 バウムクーヘンが大人気となっている、人気洋菓子店「マダムシンコ」の運営会社会長の川村信子さんの大阪府茨木市の自宅に空き巣が入り、貴金属など3億円相当が盗まれたことがわかった。犯行当日の2月13日の直前となる同11日に、テレビで自宅内が放映されたばかりだった。

 川村さんのバウムクーヘンを販売する店舗「銀座シンコ」をオープンしてから、東京、大阪などで店舗を経営し、通販でも数カ月待ちは当たり前と言われるほどの
有名店となった。

 メディア登場の機会が増えるに従って一般にも広く目に触れることから、犯罪に遭遇する可能性もないわけではない。ちなみに、アメリカでは昨年にハリウッドセレブたちの自宅で盗難が相次いだ。これは、学生の犯行グループが情報をグーグルで検索して得るなどしていたようだ。

 最近は、TV放送、新聞などでも背景をボカしたりするなどの配慮が感じられる。犯罪とメディア露出との関係はどこまであるのかはわからないが、ネットをはじめメディア環境が以前に比べて充実しているために、情報が手に入りやすくなっていることは確か。やはり自衛手段を講じるしかないのだろうか。

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